IKEAのカムロックの外し方

IKEAの$19.99の本棚を3つ買って、組み立てた。

説明書を読んで作っても間違えて、カムロックをはずすのに大変苦労したのだが

2個目で調子に乗って作ってまたカムロックを今度は2つはずすのにもっと苦労した。

3個目はなんとか慎重に作って順調にできた。

IKEAのカムロックをつけたりはずしたりするのにはテクニックが必要だ。

(カムロックとは、1.2cmくらいの直径のグレーのプラスチックのマイナスのネジ)

 

・長めのネジはミスしないようにキレイに完璧に奥まで入れる

・カムロックは関連するカムロックがはまりそうなことを確認してから奥に入れる

・カムロックを外すには、左手にマイナスドライバーを持って回るところまで反時計回りに回し、先の尖ったネジを真ん中に、絶対一発で仕留める覚悟でぐぐっと差し入れて、右手に持った電動ドライバーで突き刺して、カムロックと一体化させるつもりでねじ込んで、手前に引く。

 

$19.99の本棚の割になかなか良い感じだった。と思って今また見たら

$15.99まで下がってる・・・。

 

 

 

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引っ越しについて

89個のダンボールが運び込まれた。

日通の担当の人はおそらくMIXの人で日本語が堪能。御年65歳といったところか?

白髪の柔らかい物腰の方で、とても信頼できた。

他のお二人はおそらくヒスパニック系。でも全員50過ぎてると思うんだよね。

とても働き者で礼儀正しく、私も落ち着いていられずに

開けられるだけダンボールを開けて、できるだけ片付けた。

おかげで半分以上片付いて、おおよそ人間らしい生活が送れる部屋になった。

 

しかし、正直ダイニングセット以外は届かなくてもさほど困らなかったので、

普段からいかに無駄なものに囲まれて生活しているかがよくわかる。

紙の手触りが良いのはもちろんのことだが、

本やCDとかは電子化されるのが当たり前の流れなのだろう。

 

食器なんかは1/3くらいはダンボールに戻して帰るまで開けられないか

ガレージセール行になるだろう。

 

テレビ台をIKEAでなんとか選んで買ったのだけど、

前任者から頂いたコーヒーテーブルに乗せたらちょうどよい感じになったので

あんまり買わなくてもよかったかなという気もする。

 

テレビは32インチ程度の今時にしては小さいものを購入したのだが

大きいのを買い足そうと思ったけど、おそらく帰任する人たちのなかで

不要になって出て来ることもあるかもしれないと、

必要もないので大きいのを買い足すのを見送ることにした。

EMSで荷物を送る

実家からもうすぐ夫の実家へ移動するので、身の回りのものを最小限(とは言え、一日に多い時は5回ほどお召し替え…をする下の娘のために子供服は沢山)の荷物をスーツケースに、分別前の書類はダンボールに入れて、EMSで一箱送ることにした。

身の回りのもの中心なのでほぼ服で、重さは11.2kg申告額7万円である。

窓口もあまり慣れていない人が多く、みんなで相談しながら40分くらいで記載したが、途中から出勤したおばさまにやり直しを命じられ、ちょっとうんざり。でも流石ベテランだけあって、明細には、服の詳細、Dress,Blouse…などと細かく書き、トータルの重さもなんとなく分かるように記載するようにと指示して頂いた。TOYと書いた部分を特に指摘され、ぬいぐるみやプラスチックトイなどと内容を変更、更にNo Battery(電池なし)と書くことが重要だそうで、そこも記載しておいた。

金額は2万円までなら税金がかからないとかなんとか言ってたけど、7万でも送料が150円しか追加にならないそう。トータルで16850円かかった。高い…。

 

家に帰ってから知らない番号から何度も着信があるので折り返すと、さっきのおばさまで、トータルの金額が違っていたとのご指摘。助かりました。

海外への引っ越し 荷物編①

海外への引っ越しは、

船便・航空便・倉庫行き・粗大ごみ・実家行き・身の回り品の6つに分類される。

 

船便は、約2ヶ月後に届く。

とても大きな四角をイメージしてほしい。その中に、効率よく四角いダンボールや四角くないものを積み上げて、外から木枠を組み立てて四角にし、船のコンテナに入れる。というわけで、引っ越し業者の指定のダンボールを使うことを徹底する。効率よく詰め込めるように計算されているからである。そしてイレギュラーな形のものは極力少なくする。つまりはできるだけ大型家具は持っていかない。

・食品一切だめ(乾物、調味料も一切だめ。和食のための乾物類はすべてEMSで送った)

・スプレー缶だめ(なので、転勤が決まったらすぐに缶の穴あけを買って、家中のスプレーを処分しよう)

・処方箋薬は手荷物で英訳付に。英訳はウェブで検索すれば出て来る。常備薬は薬箱1箱程度。

・防虫剤、殺虫剤はダメ。衣類を詰める際に家にあった防虫剤をすべての箱に適当に沢山入れていて大変な目に合いました。

 

航空便は2週間後に届く。

重さで規定されるので、衣類や身の回りの雑貨以外は入れない方がよい。バイオリンを送ろうとしたら船便にするようにと言われたので、壊れ物は船便らしい。

 

倉庫は大きいコンテナに入れるらしい。リストを貰えるので、途中で出すことも可能なようだ。

私の経験だが、船便と航空便だけ指示していれば、自動的に残りは倉庫へという形で作業してもらえるものだと思っていたら、倉庫は倉庫で指示しないといけないらしい。海外引っ越し担当は、そんなの知ってて当たり前と思っているらしいので、私はリフォームの明け渡し前日に倉庫行きが一切手配されていないという大きなトラブルに見舞われた。結局対応していただけたけど、大騒ぎだったはずだ。担当の人とは、メールだけではなく、必ず引取作業ごとに一度電話で話した方が良い。

 

粗大ごみは公的に捨てるのが一番安いらしい。

うちには一部屋の三分の一を占めるIKEAの壁面クローゼットがあった。夫婦二人がかりで丸2日で組み立てたものなので、解体にいくらかかるか想像もつかなかったが、N社は引っ越しの日にタダで解体して下さった。ただしもう使うつもりはないので、処分したけれど。

あと、フライパン、鍋、よくわからない小物たちは、N社に引き受けて貰うのが便利だと思う。7000円程度で、1立法メートル(大きいダンボール3つ分)を分別しないでも引き取って貰えるので、最後にとても助かった。

 

実家行きは思い出の品や卒業証書など。ちゃんと説明しておなかいと捨てられそうだし、沢山送っても実家をゴミ屋敷にしてしまうので極力少なく。今まであった悲劇が、自分の担当した思い出の商品を実家に保管しているつもりが、すべて顔も見たことのない母のお友達にプレゼント。1点物ばかりなので本当に悔しい。

 

あとは身の回りの品。これはなんだかんだで出国前はあれもこれも買わなきゃとなるので、衣類は3日分程度でも良いような気がする。

 

夫の会社の規定では、船便3回、航空便2回だが、結局船便2回、航空便2回で事足りた。あとはEMSで2箱程度送った。

 

最後の退去の日は、片付けきれなかったものを私物のダンボール9箱とスーツケースに入れてすべて実家に送付した。実家で大人4人で片付けたらものの1時間で片付いたので、本当に1人での引っ越しは過酷だと思った。